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Autodesk Fusion 360 の認定ユーザー試験を受験! 

 

「ああ、AutoCADね!」

 

 

建築や機械設計など、CADを使った仕事をしている人

 

そのほとんどの人が使っている、もしくは知っている「AutoCAD」

 

2次元CADであれば、Autodesk社のAutoCADのシェアは圧倒的です。

 

 

 

AutoCADを開発したAutodesk社が、製品ユーザーのスキルを認証する試験制度

 

「オートデスク認定資格プログラム」をご存知でしょうか。

 

この認定資格制度は日本でも2013年から実施されています。

 

 

 

制度を利用して取得できる資格は大きく分けて2つ。

 

 

 

初級者向けの「オートデスク認定ユーザー」資格

 

中・上級者向けの「オートデスク認定プロフェッショナル」資格

 

 

 

これらの資格は世界共通の資格となっており

 

日本だけでなく世界で通用するCAD資格となっています。

 

 

認定資格の対象となっているのは以下の製品です。

 

・Autodesk AutoCAD

・Autodesk Inventor

・Autodesk Revit

・Autodesk Fusion 360 

 

※「Revit」と「Fusion 360」は現在のところ認定ユーザー資格のみとなります(2017/11/6)

 

 

 

 

10月末に、私は「オートデスク認定 Fusion 360 ユーザー資格」の受験をいたしました!

 

結果は合格だったのですが…正直に申し上げますと、受験中は合格できるか自信はなかったです。

 

 

以下に受験後の感想をまとめました。

 1.問題文を理解するのに慣れが必要


普段のモデリング作業や製図作業では、図面情報を見ながらの作業となりますので

 

いざ、文章でモデリングの指示を出されると違和感を感じてしまいます。

 

なかなか頭に入ってこないといいますか…じっくり読んで問題の指示内容を理解したいところを

 

制限時間があるために、焦って問題の指示内容を理解できないことがありました。

 

 

 

例えばパーツ同士を組み立てるアセンブリ設定の問題文。

 

複数のパーツの形状を確認し、対象部品と対象箇所のアセンブリを

 

問題文の指示に従って設定します。

 

これが難しい!

 

 

 

難しい問題に直面して焦り、焦って操作が分からなくなり、ただ時間が過ぎることにまた焦り…

 

こうした悪循環に陥りかけました。

 

事前に演習問題をこなし、文章での指示や傾向に慣れることが大切だと感じました。

 2.問題数に対して時間が足りなくなる


Fusion 360 認定ユーザー資格試験は

 

試験時間75分の時間内に全30問の問題を回答します。

 

 

 

問題内容はFusion 360 を実際に操作して回答をする実技形式が大部分を占めています。

 

ときどき選択問題も出題されましたが

 

合格ラインが全体の70%の正答率(21問以上の正解)となっていますので

 

実技が伴わないと合格できない内容になっています。

 

 

 

操作にある程度慣れていないと、操作すること自体に時間がかかっていまい

 

時間切れになる恐れがあります。

 

また、前述のように問題文を理解するのに時間を費やしてしまうこともあります。

 

 

 

わからないと思ったらすぐに飛ばして、できる問題からやった方が「吉」です!

 3.持ち込みOKの筆記用具と計算機は必須


試験はパソコンでの作業がメインとなりますが、さっとメモができる筆記用具は必須でした。

 

問題の内容をメモしてまとめるのにも便利でしたし

 

図面をよむ際のちょっとした数値を記録しておけるのは心強かったです。

 

 

 

頭で記憶していても、答えを入力するとき「あれ?どうだったけ?」となってしまう私ですので…

 

問題の回答にコピー&ペーストが使えない場面も想定されますし、必須と言えるでしょう。

 

 

 

また電卓の持ち込みも可能です。

 

数値計算のミスを減らす、計算結果をメモ代わりに置いておくなどの使い方ができます。

 

こちらも受験の際に用意しておくのが無難と言えそうです。

 4.幅広い出題範囲


初級者向けのユーザー資格ではありますが、幅広い出題範囲が印象的です。

 

スケッチやモデリングはもちろん、モデルの図面化や解析機能の設定など

 

モデリング分野だけでなく、Fusion 360 におけるトータルな知識と技術が求められます。

 

 

受験後は出題テーマごとに正答率が表示されますので

 

 

自分の苦手とする分野を知るきっかけにもなり、良かったです。

 ◆まとめ


事前に対策本で演習をし、ある程度の傾向を知っていてよかったと思いました。

 

問題文に慣れないままに受験をしていたら、おそらく合格していませんでした…。

 

対策本は試験と同じように30問で構成され、時間配分を含めて演習できるところも良かったです。

 

 

 

弊社では、CADの研修を行うCADスクール「CADCIL(キャドシル)」を運営しています。

 

資格対策講座、研修についても開講を予定しております。

 

受験を検討中の方はお気軽にご相談ください!


記事担当:佐々木 紗野(ささき さや)

株式会社ニテコ図研3年目社員。芸術系大学卒で芸術・デザイン関係への関心が高い。会社内ではWEB・教育事業・意匠写真を主に担当している。思ったことをすぐ口にするタイプのため独り言が多く反省中。

趣味はサイクリング。



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